シャネル自身に語らせよう。「まずはじめに立派なものがあれば、そこから出発して、シンプルなもの、実用的で、安いものへと降りてゆける。素晴らしく良くできた一着のドレスがあれば、そこから既製服ができる。だけど、その逆はなりたたない。ストリートへ降りてゆきながらモードは然死を遂げるというのはそういうことよ。安物は高いものからしか生まれてこない。廉価品の生産が成立するためには、はじめに高級な仕立てがなければならない。質を足して量ができるわけじゃない。二つは本質がちがう。このことさえ理解されれば、そしてそれが感じられ、認められさえすれば、パリは大丈夫なのよ」。ここで、パリとはアメリカにたいするパリでもあるが、カンボン通りのシャネルの店のことでもある。シャネルは、自分の店でつくられるオートクチュールに絶大な自信があった。時には二〇回もの仮縫いを要する手縫いのスーツはまさに贅沢品そのものである。
(人気ファッションブランド通販)
mic革財布
http://www.mic1978.com/
だからこそシャネルはどれほどコピーがでまわろうと平気だったのだ。いや、それ以上だといわねばならない。コピーの氾濫はオリジナルを価値化する。安物と偽物が流通すればするほど、本物のシャネルはラグジュアリーな高級品になる。