じゃあ、食用にされる動物がみんな健康で幸せで、抗生物質もステロイドも農薬も使われず、人道的に育てられて処理されたのならいいってこと?そういう「カンペキな肉」なら食べられる?サイコーだわ。でも、いったい、あなたが食べているのは何?「肉」って、どんどん腐っていく動物の死体のことよ。動物の肉感、死んだ直後から腐り始めるの。家畜たちが殺されてからあなたが食べるまでに、どれだけ時間がたっていると思う?何週間か、時には何カ月ってこともあるわ。動物の死骸、しかも何カ月もたっていて腐っていくものを口に入れたいの?肉は筋肉組織だから、空気に触れると酸化して茶色になるわ。だから食肉市場では、買う気を起こさせるように、たいがい茶色の部分をけずり取るの。ショーケースに色付きの照明をあてて肉の色を濃く見せるって手もあるわね。レストランや農場経営者たちはこれを「カンペキに熟成した」肉だとか言っていたけれど、どこをどう取ったって、これは腐っていく死骸よ。しつこいけれどもう一回、言っておくわ。「あなたの食べるものがあなたをつくる」のよ。知らないからって、それが存在しないってことじゃない。肉や乳製品が食べたくなるたびに、食肉処理場や加工工場、食料品店の内側で何か起きているかを思い出して。リンダ・マッカートニー(ポール・マッカートニーの奥さんだった人よ)がうまいことを言っているわ。「食肉処理場の壁がガラス張りだったら、私たちはみんなベジタリアンになるでしょう」って。
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