平成一二年四月、日経ゴルフさんはヤフーゴルフ会員権カテゴリーのバナー広告を入手しました。「広告をしてるぞ!ってことで、お客さんが信用する」とも考えていたそうです。この状態でバナー広告からホームページへ来る人は、一日五〇人(五〇クリック)だったそうです。このときのクリックレートは10%程度。これは、とても優秀なほうだそうです。そして、その後このページにURLが掲載されるようになりました。下に「New」マークがついてホームページが紹介されていますが、これは新着情報を一番上に持ってきて一週間掲載するんだそうです。で、ビックリしたのは、この「New」マーク経由でクリックしたのは一日五〇〇人(五〇〇クリック)だったのです。このときのクリックレートはなんと最高五〇%!ちなみに一週間以上経過しすると「New」マークがはずされて下の場所に移り、当然クリック数も減ったそうです。そこで日経ゴルフさんは「なんで五倍もの差があるのか?」と考えたそうです。そして「みんな広告を見に来ているのではなく、検索結果を見に来たからだ。バナーだとわかったら、潜在的に無視する」という結論に達しました。そこで、バナーに変えてみたそうです。テキストデータっぽいけど、実はこれはGIF画像データです。広告臭さを消して、検索結果っぽくなるようにしました。「広告を出して信用してもらお〜がなんだろ〜が、クリックしてもらわにやバナー広告の意味はねえ〜!」と考えたのです。結果は何と、従来のバナー広告の三倍以上のクリック率!当然、アクセス数もアップし、売り上げにも貢献しました。「これぞ稼げるバナー」なのですが、実はこの方法、本来なら、ヤフーの広告審査に落ちるべきものです。今やっても、審査に通りません。この点再度確認しておきます。が、このときはなぜか通ってしまったそうです。その後、Yahoo!掲載のルール「数字順、アルファベット順、あい社名変更による上位表示をねらいました。うえお順」を利用して、当然、アクセスも急上昇!当たり前だけど、売り上げも急上昇!開始五ヵ月にして、当初の二〇倍近く売り上げるペースにアップ。その後、Yahoo!だけではなく、gooやインフォシーク、エキサイトといったほかの検索エンジンにも広告を打ったりして、いろいろ試したところ、バナー広告のクリックレートは五%〜六%、へたをすると一%ヘダウンしたりもするそうです。また、「結局バナー広告はほとんど売り上げに貢献しない。検索エンジンの結果表示のほうが売り上げに大きく貢献する」ということがわかったといいます。